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スリット用に2種類のプローブアダプタ [LCRメーター接続]

一番上は4線ともシ-ル度線にして、極版間にはシールド版があり、同性極間での静電結合を遮断しました。

下は同性極を1本のシールド線にして、異性極間の静電結合は電源側が負担し、検出側に影響を与えないようにしました。(極版間にはシールドがありません)

両方とも銅みたいに見えますが、AKI の 0.3mm の チップ用パターンと ベタパターンの 金メッキ版 です。

結果はほとんど変わらず、OPENを20cm離してキャリブレーション後、

4.0pfほど示しかえって近づけると表示が減少しまた増える、いわばオーバーコレクトのような状態になりました。

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もっと下に見えるのは アンプ社で作られた 基板用コンタクトプローブですが、ベリリューム銅に金メッキされています、

これをピンセット型のさきっちょに仕込めるかやってみます。

マックスファクターのプラグ版には少し太い、シールド線を2本式で使い、キャリブレーションの影響は、かえって少なくなっています。

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チップ部品用に簡易接続版を作ってみました [LCRメーター接続]

スリット隙間に 2枚背中合わせにした、金メッキプリント基板を差し込んで引き出し

電源+ 検出+ と 電源- 検出-  をそれぞれ1本(合計2本)のシールドにして、キャリブレーションしてから、

計ってみますとプローブが中途半端な位置でゼロ(容量)を示しそれより近づいても離れても、

測定値が増えます。

もうちょっと精度を上げたいので プリント基板は中間にガード層を挟んだ3枚構造に変更し、

各線をそれぞれ1本ずつの シールドにして4本構成で試してみます。

結果はしばらくお待ちください。


最高の4線式BOXを付けました。 [LCRメーター接続]

最高の4線式BOXを付けました。(マックスファクタ-リフィルのBOXの駄洒落)

原案は2つ有って、上のスリットを引き出し4線式とする。

もう一つは上のスリットに絶縁版を入れ、下の端子を各2分割して使う方法があります。

まずは、後の方法をやってみました。

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蓑虫クリップは真鍮制でないとだめで、百均の分は半田が載りませんでした。

中のスプリングは2回巻きで芯棒との隙間が真鍮線(0.9φ) がちょうど通ります。

蓑虫クリップには固定側 (線を固定する側と)可動側があります。

サイズは中で固定側の内部に真鍮線をU字型に折り曲げて、先側ををUにして電極として使い、内部の容積を減らしています。(こちらのギザギザは測定物がはずれにくいように残します。)

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可動側は指の掛かりをよくするのと、検出線を入れ引き出しをするときの接続に容積を増やしています。

U型はやや斜めに曲げて半田付けをして、先端より少し長い目にして、先端より7mmくらい短い目の1φシュリンクチューブを被せて、絶縁し梃子芯のバネの隙間を通します、この状態でシュリンクチューブの所を見えやすいように黒のボンドウルトラ多用途SU(高速硬化)で固定します。

検出線は指側がU字型に、先側は2本になってそれぞれが弾力で少し上下して、測定物に触れやすくしています。(こちら側のギザギザと先端は真鍮線に触れないように切り取ってしまいます)

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測定線は関西通信のマイクコードの0.3mm で 外部が給電側(左)芯線が検出側です。

検出端子線と芯線は切れにくいように、シュリンクチューブを被せたリッツ線でつなぎ、 クリック内に納めて固定しカバーを被せます。(絶縁を確保したい所には接着剤を塗り込んで再確認しています)

クリップを開いたら絶縁で閉じたら導通になるのを確認してから、画像のように樹脂BOXに納めた両面ユニバーサル基板に固定します。

測定時はスリットの真ん中と右に絶縁版を入れます。

クリップ型の完成です。

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(ガード端子の処理はまだ済んでいませんが、測定自分利する必要がないので楽です。

ピンセット型はさほど精度を必要としないのでスリット式にする予定です)


AKI 4線ケルビン接続計測 と 国外でLCメータを作った方について? [LCRメーター接続]

国外でLCメータを作った方が居られて、初めは回路図も載っていたようです。

しかし今は回路図もなくほかの国外の方や国内の方が作られておられて、

小生の作ってみたくなりましたが、最近AKIで DE-5000 という高性能の

LCRメータがでているのを知り買ってしまいました。

Webでは 「4線ケルビン接続計測」 が出来ると載っていて 期待したのですが、

本体にはある仕掛けがあって、「4線ケルビン接続計測」 をするにはちょっとした工夫が要るのが判りました。

こうご期待、この続きはまた載せますね。

続編

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下の画像は縦にして裏から見たところですが、赤、桃色、黒、青、緑の印を付けてありますが、

赤 HOT側ソース  桃色 HOT側センス 黒 COLD側ソース 青 COLD側センス 緑 ガードシールド の順位なっていて、上側の部品を挟むスリット型直接端子が、ショート状態になっていて、

下側のバナナプラグを使うと、2線式測定しかできません。

ではどのようにすると4線式測定が出来るのでしょうか?

ガードシールドは後で使い方を考えるとしまして・・

上側 スリット測定口に薄い両面基板を差し込み、 赤 HOT側ソース  桃色 HOT側センス 黒 COLD側ソース 青 COLD側センス の電極を取り出すとできるんですが、スリット部のスプリング圧が少ないのと、接触信頼性は疑問です。

下側端子の バナナプラグは左右に分かれていて表から向かって左が上側スリットの上側極と内部接続されています。

バナナプラグの太さは4φでスプリング性の金属に金メッキがされたものが最適です。

しかし、左右に分かれていなければならず、アダプターのようなプラグBOXか基板などに取り付けて、

方向が変わらないように工夫する必要があります。

追記

アダプターを作ろうと 4φの絶縁棒(2極分離バナナプラグ)を探したんですが、

6φグラスファイバーロット、5φABS絶縁棒 3φボールペン心 しか見つかっていません。

ボールペン心は4φがあるかもしれません。

これに180度2分する形にバナナプラグの金メッキ版を取り付け(2極に分離する必要があります)

ガード極は普通の1極バナナプラグ、+とーは1個のバナナプラグに4枚の金メッキ極があると

1個で作れます。

続く。

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金メッキバナナプラグを分解して、ボールペンの芯に取り付け、

4線式ケルビン線取り出しに使います。

ガード端子以外の後ろに見えている透明板のスリットには、1mm厚の塩ビ版を抜き差しできるようにします。

測定前は抜いておいて内部回路を保護し、接続してから差し込みますと4線式になります。

測定子は

チップ部品用のピンセット型と、ディスクリート部品も計れる蓑虫クリップも、4線の予定です。

蓑虫に使う、梃子芯の絶縁棒がまだ見つかっていません。

(AKIのLCメータとして認識された方が居られるようですが、どこまで迫れるか、期待していますよ)

アクセサリー類も充実してきましたね。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06267/

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06325/

3番目の画像のように裏表2極に分割接触して4線式にするようですがガード端には分離されていません。 異質金属接触の問題がありスリット端子を使用しない方向で行くことにします。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06326/

この商品のよくある質問(Q&A)が5件あります ので参考になさってください。

http://www.orixrentec.jp/cgi/tmsite/knowledge/know_lcr15.html

こちらには5端子方といわれる各線をシールドした方式が載っていますが、ここまではする必要がないと思っています。

 

 

 


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