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AKI 4線ケルビン接続計測 と 国外でLCメータを作った方について? [LCRメーター接続]

国外でLCメータを作った方が居られて、初めは回路図も載っていたようです。

しかし今は回路図もなくほかの国外の方や国内の方が作られておられて、

小生の作ってみたくなりましたが、最近AKIで DE-5000 という高性能の

LCRメータがでているのを知り買ってしまいました。

Webでは 「4線ケルビン接続計測」 が出来ると載っていて 期待したのですが、

本体にはある仕掛けがあって、「4線ケルビン接続計測」 をするにはちょっとした工夫が要るのが判りました。

こうご期待、この続きはまた載せますね。

続編

sIMG_3988.jpg

WS000139.JPG

下の画像は縦にして裏から見たところですが、赤、桃色、黒、青、緑の印を付けてありますが、

赤 HOT側ソース  桃色 HOT側センス 黒 COLD側ソース 青 COLD側センス 緑 ガードシールド の順位なっていて、上側の部品を挟むスリット型直接端子が、ショート状態になっていて、

下側のバナナプラグを使うと、2線式測定しかできません。

ではどのようにすると4線式測定が出来るのでしょうか?

ガードシールドは後で使い方を考えるとしまして・・

上側 スリット測定口に薄い両面基板を差し込み、 赤 HOT側ソース  桃色 HOT側センス 黒 COLD側ソース 青 COLD側センス の電極を取り出すとできるんですが、スリット部のスプリング圧が少ないのと、接触信頼性は疑問です。

下側端子の バナナプラグは左右に分かれていて表から向かって左が上側スリットの上側極と内部接続されています。

バナナプラグの太さは4φでスプリング性の金属に金メッキがされたものが最適です。

しかし、左右に分かれていなければならず、アダプターのようなプラグBOXか基板などに取り付けて、

方向が変わらないように工夫する必要があります。

追記

アダプターを作ろうと 4φの絶縁棒(2極分離バナナプラグ)を探したんですが、

6φグラスファイバーロット、5φABS絶縁棒 3φボールペン心 しか見つかっていません。

ボールペン心は4φがあるかもしれません。

これに180度2分する形にバナナプラグの金メッキ版を取り付け(2極に分離する必要があります)

ガード極は普通の1極バナナプラグ、+とーは1個のバナナプラグに4枚の金メッキ極があると

1個で作れます。

続く。

sIMG_3992.jpg

金メッキバナナプラグを分解して、ボールペンの芯に取り付け、

4線式ケルビン線取り出しに使います。

ガード端子以外の後ろに見えている透明板のスリットには、1mm厚の塩ビ版を抜き差しできるようにします。

測定前は抜いておいて内部回路を保護し、接続してから差し込みますと4線式になります。

測定子は

チップ部品用のピンセット型と、ディスクリート部品も計れる蓑虫クリップも、4線の予定です。

蓑虫に使う、梃子芯の絶縁棒がまだ見つかっていません。

(AKIのLCメータとして認識された方が居られるようですが、どこまで迫れるか、期待していますよ)

アクセサリー類も充実してきましたね。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06267/

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06325/

3番目の画像のように裏表2極に分割接触して4線式にするようですがガード端には分離されていません。 異質金属接触の問題がありスリット端子を使用しない方向で行くことにします。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06326/

この商品のよくある質問(Q&A)が5件あります ので参考になさってください。

http://www.orixrentec.jp/cgi/tmsite/knowledge/know_lcr15.html

こちらには5端子方といわれる各線をシールドした方式が載っていますが、ここまではする必要がないと思っています。

 

 

 


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